芽はきっと出る

ネガティブ思考は、どのように生まれるのか。

例えば、何かしらに挑戦している中で、「これは失敗するな」と思うことがある。

何かで見たが、自分の心を守る生理的な考え方らしいのだが、つまり失敗すると思って失敗しても、そこまでショックを受けることはない。逆に失敗すると思って成功したら、なおさらうれしい。

ただし、本心は成功したいと思っているはず。成功したいから挑戦するのだから。

でも、必ず成功すると思って、失敗した時のショックは相当なものだから、そんなショックを受けたくないから失敗すると思ってしまうのかもしれない。

また、失敗する周りに公言することで、挑戦、失敗しても、本人が失敗するかもって言ってたからなぁ、みたいな考えに及ぶのだろうか。。

いずれにせよ、挑戦者の心を自身が守る為の防衛本能のようなもののように思う。

一方で、ポジティブ思考というのは、できる、成功すると思うと脳が反応して本当にできるようになることだろうか。

100mを9秒台で走る、と一般的には無理なことを成功するといってもしょうがないが、自身が努力して超えられるか超えられないかのギリギリのラインに対して、成功すると思うということだろうか。

ただ、周りからすれば当事者がポジティブ思考になって行動してくれた方がよい。

がんばれと応援したくなる。失敗するかもと言ってても応援はするが、要は周りもポジティブになってそんな空気が作られる。

そんな中失敗したらいたたまれないが、それでもそんな空気になったとしても応援やフォローする側がうまくやらないと、当事者は余計にネガティブ思考になってしまう感じがする。

フォローする側は、どうすればうまくいくかなんてわからないから、やってみて修正する他ない。

なぜこんな話をしたかというと、ネガティブ思考な息子が学校で朝顔を育てているのだが、自分だけまだ芽が出ていないそうだ。

以前の息子ならもう芽が出ないと言いそうなものだが、「僕のだけのんびりやさんだから遅いんだよね」と言ったことにうれしくなった。

すごく良い考えだなと思った。

これは自分も真似しようと思ったし、うれしくなって良いこと言うなとほめた。

遅れても構わないけど、芽が出てほしいと思った。

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