私の生活スタイルは、職場を変えたことにより激変した。
それまでは、深夜0時過ぎの帰宅が当たり前だった。
それでも仕事にやりがいを感じていたのと、土日はほぼ休めていたので、不満はほとんどなかった。
それがあるキッカケで転職した。
子供のこと
私には幼い息子がいる。
前職では、ほとんど育児に参加できなかった。
仕事はきつかったがやりがいがあり、続けられるのであれば続けたかった。
詳しくは書かないが、前職に転職できたのは実力ではなくたまたまという運が良かっただけ。
私の学歴や職歴では決して入れるはずもなく、当時面接した役員にピンとくるものがあったんだろうと思うが、今となってはよくわからない。
また、前職に集まった人たちは、とても優秀な人が多かった。(私は例外)
やりがいというのは、研究開発よりでまだ成し遂げていないことを模索しながらチームでゴールに向かう、そのことが私にとって性に合っていたのである。
といえど、子供の事、育児の事は妻と話していた。
うまくやれる人には両立できるのだろうが、私にとって両立は不可であった。
最終的には、子供を選択した。自分で選択したからには後悔はしないと決めていたが、今もなお後悔はある。
生活スタイルが変わって
転職してから生活スタイルは激変した。
毎日定時に帰り、子供のお迎えに行く。
夕飯を一緒に食べることは当たり前になり、一緒に遊んだり、話したり。
一緒にお風呂に入り、一緒に寝る。
子供と接する時間が、極端に増え、子供の内面もなんとなくだが分かるようになった。
寝る時間は子供に合わせ21時過ぎにはベッドに入る。だから1日8時間以上は睡眠していることになる。前職では考えられない生活スタイルである。
前職では朝飯は食べなかったが、いまでは三食欠かさず食べている。
そのため、年々太っている。健康ではあるのだが、肥満が止まらない。。
とはいえ、子供の育児にとっては選択してよかったと思っている。
やはり接すること、というのは大事である。
自分の時間をどう捻出するか
さて、自分の時間というのは前職ではほとんど取れていなかった。
会社から帰れば、ご飯、風呂、少しのテレビでもう2時になる。なにかやる気が起きるわけもなく寝て、5~6時間後には家を出る生活であった。
その分、今は定時で帰れるから自分の時間は大いにあると思っていた。
しかし、現実には子供と一緒に過ごし、一緒に寝るということは、その後起きなければ自分の時間は作れない。
では途中で起きるかというと起きないのである。怠慢なことは分かっているのだが。
という感じで、当初簡単に自分の時間を作れると思っていたら、簡単ではなかった。
では朝早起きをしてやるかと言えば、それもやらない。わがままであることは分かっている。。
要は、捻出できないのでなく、しないのである。
やることを決める。
怠慢な自分に対して、先にやることを決めてみた。
- 読みたい本を決める、買う、読む
- サイトを立ち上げて、なるべく日々の事を更新する
- 新たなチャレンジをする
- ペンタブで絵を描く
- サウンドブックで本を聞く
- ジムに行って体を鍛える
- 家をカスタマイズする
- 畳部屋をフローリングにする
- 押し入れを作業机にする
やることを決め、なるべく強制力がはたらくように設計すれば、自ずと時間をつくりやるのではないかという仮説をもとに、やること、やりたいことをリスト化した。
やれていないことの方がほとんどだが、こうやって日々の事を書いていることは毎日ではないが、続いている。
牛歩より遅いが、それでも塵も積もれば、千里の道も一歩から、といった形で蓄積していけば、また何かが見えてくるかもしれない。(見えてきてほしい)
というわけで、自分の時間をつくるには、まずはやること、やりたいことを決める。
どうやったらやれるか、というよりは、そのやりたいことをやんなきゃといった形に持っていくような半ば強制力が働くように考えるようになると自然にやっているように思える。